「商品が多すぎて理解できず、わかりやすく説明できない」「お客さまの前でモタモタしてしまうので、訪問が怖い」……それでも、大丈夫です。営業のお手本に必要なことって、何を聞かれてもスラスラとよどみなく答えられる説明能力、だけでしょうか。
説明は決して上手でないのに一所懸命に話をするうちに、契約を決めてしまう人がいます。それは、お客さまが「この人、悪い人じゃなさそうだけど、話すのは下手ね。一体何が言いたいの?」と、思わず耳を傾けてくれるから。
お客さまと相対するとき、その関係を結びつけるのは、キャラクター(その人の持ち味)の相性が良いかどうか。
優等生タイプが苦手なお客さまもいます。たどたどしく控えめに話す方が安心できるという人だって、いるのです。
お役に立ちたいという誠実さと、良いご提案をするための努力さえ忘れなければ、「この人なら、話していて疲れないし、信頼できる」という〝あなたのお客さま〟に出会えるでしょう。
理想の営業にあなたを合わせるのではなく、無理のない営業スタイルを自ら築くこと。それで、あなた自身もラクになり、お客さまの心をつかむことができるのです。


(明日へのヒント)
① 理想の営業を無理して目指さない
② 自分のキャラクターを磨く
③ 自分なりの良い提案を工夫する
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