営業ストレスと上手に付き合う
コメント (0)

雑談力って、持って生まれた才能なのかな。だとしたら私なんて、もう絶望的!

「販売担当者」と「お客さま」が初めて出会うとき。お互いに緊張して、不安を覚える状態からその関係は始まります。お互いを知らないのだから当然ですね。多くの場合、人は、他人から気にかけてもらったり、認識されたりすることに喜びを感じ、相手を受け入れていく傾向にあります。

だから雑談力が低くってもゼンゼン問題ないのです。あなたが相手に興味を抱き、知りたいと思う好奇心。その先にある、いつかきっとこの人の役に立ちたいと願う誠実な思い。

なんだか精神論で具体的ではありませんが、この二つを持つことが最も重要で、かつ簡単なノウハウなのです。

会話のきっかけが欲しい?それなら、まずは当たりさわりのない話から入ってみましょう。
「先週末は良いお天気でしたね」→「そうですね」→「どこかへ行かれましたか?」→「山に遊びに行ってきました」→「わあ、楽しそう。アウトドアはお好きですか?」という具合。もし相手が出かけていなければ、「週末って家事で忙しいですもんねえ」と返すのです。

お客さまへの興味や好意がニーズを引き出し、運用のご提案へと繋がる。相手を十分に理解したうえでの真摯なご提案は、きっとお客さまにも伝わります。

相手に自分を寄せていく。距離を縮めるって、そういうこと。

お客さま小ネタ帳

鈴木さんは落語が趣味、高橋さんは料理が得意、佐藤さんはお孫さんが生まれたばかり…。誰でも何かしら好きなもの、得意な分野、新しい出来事などの「ネタ」は持っているもの。それを整理して一覧にしてみると面白い。さらに「鈴木さんにおすすめの落語を聞いてみる」など、次のコンタクトでどう盛り上げるかを考えます。こうした作業から、お客さまに会う楽しみが生まれます。

出所:「投信セールスがもっと好きになる本」より抜粋

関連記事

関連記事はありません。

コメントを書く