営業ストレスと上手に付き合う
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投信セールスを仕事にしていれば、日経平均株価や為替の動きはどこにいても、何をしていても気になってしまうもの。よくない方向に振れていれば、お客さまの心配そうな顔が次々と浮かんできてしまうのではないでしょうか。

あなたがやるべきことは、すぐにお客さまとコンタクトを取ること。「お客さまがご不安に思われているのではないかと思いまして」と言って、玄関先でも電話でも、たった5分でかまいません。あなたができる範囲で市場動向や、見通しを説明するだけで良いのです。

相手がお怒りの場合があるかもしれませんが、しっかりと耳を傾けて受け止めてください。最後に今後の選択肢をご案内すれば、お客さまが自発的に今後の運用方針について考えるきっかけになるでしょう。新聞やニュースでわからなければ上司や先輩に聞いてみるのも良し。投信会社のフリーダイヤルも活用しましょう。

「ご提案した投信の基準価額が下がってしまって申し訳ない」という声をよく聞きます。だけど、あなたはアナリストじゃないし、相場師でもありません。その動きに責任をとる必要はないのです。完璧な正しい答えを目指さなくて良いのです。お客さまも、そんなことは期待していないでしょう。

つねに変化する投信市場の情報と不安な気持ちをお客さまと共有し、理解して欲しいという姿勢を見せることで、「ああ、この担当者は私を気にかけてくれているんだ」と少しずつ信頼されていきます。

案ずるまえに動いてしまえ!ってことですね。

これならできるかも!
経済ニュースのチェック術

 投信セールスに欠かせない、金融・経済ニュースのチェックは週刊にしたいもの。
 営業の達人たちは、「早めに起床してニュース番組をチェック」するスタイルが主流。夜、録画しておいて分からない言葉を調べながら見るという努力家も。
 「通勤電車で日経」派は、登録したキーワードで記事をピックアップできる電子版を賢く活用しているみたいです。

投信セールスがもっと好きになる本
出所:「投信セールスがもっと好きになる本」より抜粋

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