2024年1月にNISA(少額投資非課税制度)が改正され、つみたて投資枠を使って資産運用を始める方が増えています。米国株式型やグローバル株式型の投資信託が人気ですが、相場が不安定な状況では損失が大きくなりかねないためポートフォリオの工夫が必要でしょう。シリーズ連載「NISAの2歩目」では、つみたて投資枠で資産運用の1歩を踏み出したお客様に「2歩目」として成長投資枠の活用を促すヒントをご紹介します。第2回は、全世界型株式の投資信託の意外な落とし穴について解説します。
投資対象地域における市場の特徴を捉える
全世界株式型の投資信託はつみたて投資枠で人気の商品です。しかしファンド名に「全世界」や「グローバル」と入っていても、実際には米国企業、特にグロース株(成長株)が中心のハイテク銘柄の構成比率が大きいケースが少なくありません。
グロース株のハイテク銘柄は、株価の値動きが比較的大きいといわれます。例えば、金利が上昇して安定資産の債券の投資妙味が高まると、相対的に価格変動リスクの高いハイテク銘柄の割高感や将来性に対する不安などを意識する投資家が増え、株価が下落しやすい傾向がみられます。
日本の株式市場をみると、自動車や電機など伝統的な製造業の割合が高いです。製造業は国内外の景気変動に業績が連動しやすく、景気が悪化すると業績が落ち込んで株価も下落しますが、不況が底をついて景気が回復局面に入れば持続的な株価上昇が期待できます。
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