知っていると、日々目にする経済・金融ニュースの理解度がぐっと上がる!そんな重要キーワードを理解する上でのポイントを、プロフェッショナル向け金融専門誌「J-MONEY」の編集長が解説します!
ポイント①:リスクヘッジとレバレッジ活用が妙味
「デリバティブ(金融派生商品)」は、活用することで通常の投資では享受できないリターンの追求や高いリスクヘッジ効果が期待できるため、投資家にとって重要な投資先のひとつなのですが、いまいち概要が理解しにくい金融用語の代表格でもあります。
シンプルに言えば、デリバティブとは、「金融商品や取引など、何らかの投資対象について、将来時点での取引の約束を結び、その取引結果によって投資成果が左右される金融商品」になります。
まず、「デリバティブ(derivative=派生する)」という名前の由来でもあるのですが、デリバティブは、価値が別の投資対象の取引に連動して決定されるというのが最初のポイントです。ここで、取引される投資対象は「原資産」と呼ばれます。
現在、実に様々な投資対象がデリバティブの原資産として取引されており、代表的なものには、金利や債券、為替、株式、コモディティなどがあります。他方、個人や企業の「信用力」や地震や台風などの「天候」を原資産とするデリバティブも登場しています。
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