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より専門的な目線で書かれた金融市場の記事には、個人投資家にも役立つ情報が満載です。金融プロフェッショナル向け専門誌『J-MONEY』およびそのオンライン版の『J-MONEY Online』から、普段とは異なる目線で金融市場を眺めてみませんか? 専門的な背景知識については、『J-MONEY』誌の編集長が解説します!

今回の記事

金融政策相場からファンダメンタルズ相場へ

①現在の“運用難”は2022年度の株式・債券同時下落で顕在化した。では、今後はどのような流れになるのか。キーワードは「金融政策相場からファンダメンタルズ相場へ」である。

※途中略

②これから訪れるファンダメンタルズ相場は業績相場と言い換えることもできる。金利はその国の景気、クレジットは信用リスク、株式は業績次第で上下する。つまり、ファンダメンタルズ相場における資産価格は、個々の銘柄で変わってくるということである。

『J-MONEY』2023年 7月号「J-MONEYカンファレンス・レポート」より「特別講演 ヘッジファンド投資再考~不確実性時代のヘッジファンド投資の意義を考える~

解説

今回は、2023年6月にJ-MONEY誌が開催したヘッジファンド運用に関するカンファレンスのレポート記事から、年金運用などのコンサルティングを務めるラッセル・インベストメントの金武伸治氏による講演内容の一部を抜粋しました。ここでは、直近の債券・株式の運用環境を端的に説明しています。

株式は、幅広い個人投資家にとって身近な運用資産。しかし、その運用環境は近年大きな変化を迎えています。

上記テキストで触れられている2つのポイントを基に、株式の運用環境にどのような変化があったのか、今後の対応のカギなどを学んでおきましょう。

注目点①:アセットクラス間の相関が複雑化(下線部①)

J-MONEY誌のメイン読者である機関投資家の間では、2022年に債券・株式が同時に下落したことが大きな悩みの種となりました。インフレ退治を優先する各国中央銀行の利上げによる債券の投資妙味の低下と、企業の業績の先行き不透明感が同時に警戒されたことが、債券・株式の同時安の引き金となったと言われています。

アセットクラス間の値動きの相関関係は、安定した資産運用には欠かせない「リスク分散」の戦略を立てる際に、非常に重要な情報です。特に債券と株式は、概して見れば、長年それぞれ逆の値動き(負の相関関係)が多かったため、両資産を同時に保有することが機関投資家のポートフォリオにおける基本的なリスク分散の手段とされてきました。

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