Check!
- □ 人から頼まれごとをしやすい
- □ 地味なものよりカラフルなものが好き
- □ もくもくとやる作業は苦痛
金融機関、特に銀行は「綴(つづ)り仕事」が多い。膨大な種類の帳票、お客さまに書いていただいた申込書、投信や保険を制約したら、チェックシートの記入もある。あれこれやるべきことがあって、時間はいくらあっても足りません。毎日「イヤだなぁ」「やりたくないなぁ」と思いながら、任務にあたっていませんか?
どれも雑務とはいえ、サボるわけにはいかない大事な仕事です。せっかくやるんだから、有意義な時間として過ごせるように工夫してみてはどうでしょうか。
たとえば、ボールペンやのりを好きなキャラクターグッズにしてみる、クリップをカラフルなものにする、印鑑にシールを貼ってみるなど、見るだけで気分がアガるものを使ってみましょう。そして、いちばん大切なことは、ひとつの仕事が終わるごとに「おつかれ!」と自分に対してひと言つぶやいてみることです。
自分がやらなくても誰かがやらなければならない雑務。私たちの右腕(あるいは左腕)は1本しかなくて、ひとつずつしか片づけられません。心もひとつですから、なかなか積極的に進められないのも当然でしょう。でも、多くの仕事を効率よく進めるための段取りを組む能力が身につく、いい機会にもなります。
自分に雑務がまわってきたのも何かの縁。開き直って、楽しくやってみよう。

(ワンポイント・レッスン)
雑務も誰かの役に立っている
「なぜ私がこの仕事をやらなきゃいけないんだろう?」 こう考えながらやる仕事は、結局雑務でしかありません。しかし、実際に使う人のことを考え、役立つ場面を想像してみると、雑務は突然、「大事な仕事」に姿を変えてしまいます。

出所:「投信セールスがもっと好きになる本」より抜粋