お客様から「キミ、よく知っているね!」と褒められる知識=教養を身に付ければ、あなたへの信頼感はググっと高まるはず。本講座で会話の引き出しを増やし、いろいろな年齢層・タイプのお客様とコミュニケーションを深めましょう。「GIGAスクール構想」編のナビゲーターは、ICT市場調査コンサルティングのMM総研の研究主任で同構想の調査・研究を担当している高橋樹生さん。第1回は、学校関係者へのアンケート調査結果を紹介しながら、同構想の概要を解説します。
高橋樹生さん
MM総研 研究主任。RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)や生成AI(人工知能)をはじめとした企業向け自動化ソフトウェアなどを軸に、省庁・グローバルITプラットフォーマー・国内IT事業者などに対する業務自働化、自律化に関する調査分析・コンサルティング業務を担当。GIGAスクール構想を契機に教育分野でのICT活用に関する調査研究を進める
編集部 「GIGAスクール構想」って何ですか?
高橋 小中学校に1人1台のパソコン・タブレットを配備して、子どもの学びをアップデートする教育改革案です。2019年12月に文部科学省が発表しました。GIGAはギガバイトのギガではなく、「Global and Innovation Gateway for All」の略で、「子どもたちにグローバルで革新的な扉を」の意味です。
編集部 今の小学生や中学生は、みんなパソコンやタブレットを持っているのですね。
高橋 もともと5年の整備計画を、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて大幅に短縮し、約1年で端末とインターネットの配備を進めました。2021年夏ごろにはほぼすべての学校で導入されています。
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