お客様から「キミ、よく知っているね!」と褒められる知識=教養を身に付ければ、あなたへの信頼感はググっと高まるはず。本講座で会話の引き出しを増やし、いろいろな年齢層・タイプのお客様とコミュニケーションを深めましょう。「GIGAスクール構想」編のナビゲーターは、ICT市場調査コンサルティングのMM総研の研究主任で同構想の調査・研究を担当している高橋樹生さん。第4回は、学校関係者へのアンケート調査結果を紹介しながら、1人1台端末の利用拡大への課題を解説します。
高橋樹生さん
MM総研 研究主任。RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)や生成AI(人工知能)をはじめとした企業向け自動化ソフトウェアなどを軸に、省庁・グローバルITプラットフォーマー・国内IT事業者などに対する業務自働化、自律化に関する調査分析・コンサルティング業務を担当。GIGAスクール構想を契機に教育分野でのICT活用に関する調査研究を進める
編集部 前回は「GIGAスクール構想」で配備されたパソコン・タブレットの利用頻度が自治体で差があることを解説していただきました。
高橋 教員と子どもたちが端末を持ったことでいろいろな授業スタイルが可能になりました。
従来の黒板とノートが中心の授業では、教員が教え、児童生徒がそれを書き写す一方通行のやり取りが一般的でした。児童生徒の発表でも、1人が話している間はほかの子どもたちは聞き役といった具合です。
編集部 私はずっとそういう授業を受けてきました。
高橋 でも、オンライン上で複数の人が同時に編集できるソフトを使えば、教員の質問にクラス全員が回答をどんどん書き込めます。それを見ながら、教員は指導が必要な児童生徒にリアルタイムに声かけできるでしょう。
また、友達の回答を見て自分の答えのミスに気づいたり、もっと良い回答にしようと工夫したりする児童生徒が出てきます。
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