ハイリスク・ハイリターンの投資先との印象が強い新興国。しかし一方で、豊かな資源や若年人口の増加などを背景に将来的な成長力は先進国を凌ぐとも言われる。個人の長期投資先として、常に注目度の高いエリアだ。今、投信セールス担当者として知っておきたい、新興国市場の現状と見通し、長期の投資先として考えた場合のメリットや心構えなどを、運用担当者に聞いた。
世界経済の影響を受け下落も、ファンダメンタルズは良好
2022年3月まで堅調に推移していたVN指数(ベトナム株価指数)は、FRB(米連邦準備理事会)のタカ派姿勢の強まりや、中国のロックダウンによる経済減速懸念を受け、2022年4~6月期は下落に転じました。
7月中旬以降、米国の金融引き締めへの警戒感が和らいだことで一時持ち直しました。しかし、止まらないインフレに対処するため各国中央銀行が金融引き締め姿勢を明確にする中、世界経済の先行き不安が広がったことで株式市場が調整に入り、VN指数も9月に入り下落しています。
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