銀行や証券会社の投資信託の販売員が押さえておきたい基礎知識を解説する本コーナー。今回のテーマは「投資初心者への説明」です。
お客様の理解度は十人十色
老後資金の問題や新型コロナウイルス拡大などで先行きの不透明感が深まる中、幅広い年齢層で資産運用に対する関心が高まっています。投資信託協会が2021年3月に公表した「投資信託に関するアンケート調査 報告書」によると、個人の投資信託の保有率は2018年の14.7%から2020年には23.4%まで増加しています。とは言え、投資信託の理解度は十人十色。特に投資信託になじみの無いお客様には、「なるほど! 始めてみるか」と思ってもらえる丁寧な説明が求められます。
投資信託に興味のあるお客様は、他の資産運用方法として株式投資を検討しているかもしれません。投資信託の説明では、まずは株式投資との違いとして、1万円程度の少額から始められる点や金融の専門家が株式や債券に分散して運用する点を紹介しましょう。株式投資との「比較」を通じて説明することで、お客様に投資信託ならではの魅力を実感してもらえると思います。
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