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長生きリスクに対して、国はお金の寿命を延ばすために資産形成を促しています。投資だけでなく社会保障制度などを活用し、一人ひとりにあった資産運用プランを立て、運用の継続をサポートしていくのが金融機関で商品販売を担当されている皆さんです。シリーズ連載「金融アドバイスが生み出す付加価値」の第9回は、公的年金の受給開始時期と資産寿命の関係を整理します。

シリーズ連載 金融アドバイスが生み出す付加価値
第1回 「投資行動コーチング【前編】」
第2回 「投資行動コーチング【後編】」
第3回 「お金の置き場所【前編】」
第4回 「お金の置き場所【後編】」
第5回 「公的年金をなるべく増やす【前編】」
第6回 「公的年金をなるべく増やす【後編】」
第7回 「資産寿命を延ばす設計図【前編】」
第8回 「資産寿命を延ばす設計図【後編】」

年金の受け取り時期の選び方

リタイアメント後のポイントは、「資産をいかに長持ちさせるか」です。働き方と合わせて、計画的に考える必要があります。

公的年金の支給開始時期は65歳ですが、受給開始は60歳〜75歳までの間で自由に選択することができます。65歳時点の本来の年金額を100万円とした場合、60歳から早めに受け取る(繰上げ受給)と、1カ月ごとに0.4%ずつ減額されます。つまり、5年(60カ月)早めると24%減額されて76万円になり、この金額が生涯続きます。

反対に、70歳まで受け取りを遅らせる(繰下げ受給)と、1カ月ごとに0.7%ずつ増額されます。5年間我慢して70歳から受け取ると42%増額されて142万円になり、こちらもが一生涯続きます。

さらに10年繰り下げて75歳から受給を開始すれば、最大で84%増額され、184万円を終身で受け取ることができます。繰上げ受給(60歳)と最大繰下げ受給(75歳)との差額は、実に108万円にのぼります。

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