近年は個人投資家の間で、米国株を中心としたインデックスファンドへの投資が人気になっています。「アクティブファンドはインデックスファンドに勝てない」とも言われている中で、本当にインデックスファンドへの投資だけでよいのでしょうか。金融機関の窓口販売員がアクティブファンドをセールスしやすくなるようなポイントを解説します。
「スターマネージャー」が運用している場合は注意
様々な企業を調査・分析して組入銘柄を決めるなど、プロフェッショナルなファンドマネージャーが手をかけて運用する点がアクティブファンドの魅力の1つです。
運用会社によって、組織的にファンドを運用しているところもあれば、1人の「スターマネージャー」が実質的に運用しているところもあります。
組織的に運用されている場合は、ファンドマネージャーが交代しても運用哲学や手法などが引き継がれるため、その影響を心配する必要はないでしょう。一方で、1人の「スターマネージャー」が運用を担っていた場合には、交代によって、運用手法、ひいては運用成績が大きく変わる可能性があるので注意が必要です。
実質的な運用者が交代したかどうかは、運用レポートを見ると分かる場合があります。チーム運用ならば、ファンドマネージャーの交代前後でも、銘柄のラインアップやそのウエート、レポートの文章の書き方などが大きく変わらないはずです。
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