ファンドに関連する有用なデータは数多くある。類似商品の比較だけにとどまらず、市場トレンドなどを知ることができる様々なファンド・ランキングのデータを基に、QUICK資産運用研究所のアナリストに押さえておきたいポイントを解説してもらう。データ・コメント提供:QUICK 資産運用研究所(『ファンドマーケティングvol.85』2026年10月13日発行号より転載)
その1経済成長のポテンシャルへの期待に応えているファンドは

※QUICK資産運用研究所調べ。対象は国内公募の追加型株式投資信託(ETF、DC・SMA・ラップ専用を除く)のうち、主に新興国株式で運用するファンド。純資産総額50億円以上。分配金再投資ベースの10年リターンが大きい順にランキング。投資先ファンドが同じ場合はリターン上位のみ掲載。純資産総額は億円未満切り捨て
QUICKアナリストの注目ポイント!

新興国株式ファンドの過去10年の運用成績を調べたところ、首位の『JPMアジア・成長株・ファンド』はプラス349.3%と、10年前に一括投資していたら資産が約4.5倍になる好成績でした。2位の『JPMアジア株・アクティブ・オープン』もプラス341.2%と、この2本が突出して高いリターンを上げました。両ファンドの投資対象は日本を除くアジア株。2026年7月末時点で、中国・台湾・韓国への投資比率が8~9割ほどを占め、ともに半導体関連銘柄の組み入れが目立ちました。
3位の『ピクテ新興国インカム株式ファンド(毎月決算型)』は新興国の高配当株に広く分散投資するファンドです。7月末時点の投資先のうち中国・台湾・韓国は5割程度で、業種別では銀行が27.9%と最も高くなっています。
上位10本をタイプ別に分類すると、複数の新興国に分散投資するタイプが5本、アジア株ファンドが4本、インド株ファンドが1本でした。1~8位を積極的に運用収益獲得を目指すアクティブ型が占める一方、9位・10位のインデックス型もプラス250%超のリターンを上げ健闘しています。高リターンとは対照的に、上位10本はいずれも資金流出または資金流入が低調で、純資産総額(残高)の伸び悩みが目立ちました。
こちらの記事は会員登録で続きをご覧いただけます
『フィナンシャル・マーケティングWEB』会員なら
全国の トップセールスのノウハウ記事 が全文読める
『ファンドマーケティング』の最新号の記事が スマホで発売日前に読める
『保険マーケティング』の記事が スマホで読める
新着記事や注目記事が分かる 会員限定メルマガ が届く






