あおぞら投信は2024年11月、オービス・インベストメント・マネジメント・リミテッド(以下、オービス社)のファンドを初めて国内公募投資信託に採用しました。『あおぞら・日本株式アラインメント・ファンド(愛称:まくあき)』を提供するに至った背景やオービス社の運用哲学などに迫ります。
※記事の内容は2025年3月末時点
※記事の内容は2025年3月末時点
日本株式の上昇は実現可能性の高い未来予想図
──『あおぞら・日本株式アラインメント・ファンド(愛称:まくあき)』を新たに設定した背景は。

あおぞら投信
取締役会長
柳谷 俊郎氏(右)
投信マーケティング部長
昼間 美貴氏(左)
柳谷 『まくあき』は、日本の個人投資家様に、もっと日本企業に投資してほしいという思いをかたちにした日本株式のアクティブファンドです。日本株式はデフレ環境の下、長きにわたり厳しい状況にありました。しかし今、日本株式は大きな転換期を迎えています。
日本の上場企業の持ち合い株式比率は、1980年代には50%以上と言われていましたが、2015年以降、コーポレートガバナンス改革が進んだことで、足元では10%程度まで低下しています。さらに、2023年には東京証券取引所がプライムおよびスタンダード市場の全上場企業に対して資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応を要請しています。ROE(自己資本利益率)の向上などガバナンス改善が求められています。
昼間 実際、自社株買いや賃上げなど、株価上昇に向けて企業の姿勢が変わってきていることがうかがえるニュースを耳にする機会が増えました。そうした様々な変化の兆しが見え始めているものの、まだ多くの個人投資家様は「自分ごと」として実感が湧かない部分があるかもしれません。
こちらの記事は会員登録で続きをご覧いただけます
『フィナンシャル・マーケティングWEB』会員なら
全国の トップセールスのノウハウ記事 が全文読める
『ファンドマーケティング』の最新号の記事が スマホで発売日前に読める
『保険マーケティング』の記事が スマホで読める
新着記事や注目記事が分かる 会員限定メルマガ が届く