近年は個人投資家の間で、米国株を中心としたインデックスファンドへの投資が人気になっています。「アクティブファンドはインデックスファンドに勝てない」とも言われている中で、本当にインデックスファンドへの投資だけでよいのでしょうか。金融機関の窓口販売員がアクティブファンドをセールスしやすくなるようなポイントを解説します。
保有期間が長いほうが、リターンが高い
“隠れパッシブ”か否かを見分ける指標の2つ目に、「銘柄の平均保有期間(ファンドデュレーション)」があります。
2016年に発表された研究(※)では、アクティブシェアが高く、かつファンドデュレーションが2年以上のアクティブファンドの平均リターンが高いことが示されました。また、このリターンは、手数料を差し引いてもパッシブファンドのリターンを上回っているといいます。
良い銘柄を保有できていれば、頻繁に入れ替える必要はありません。保有銘柄の上位10銘柄が1~2年前と比較して大きく異なっているならば、短期保有である可能性があります。
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