お客様から「キミ、よく知っているね!」と褒められる知識=教養を身に付ければ、あなたへの信頼感はググっと高まるはず。本講座で会話の引き出しを増やし、いろいろな年齢層・タイプのお客様とコミュニケーションを深めましょう。「日本画・浮世絵」編のナビゲーターは、動画やブログ、SNSなどで日本美術の魅力を発信する美術系YouTuberのYuhoさん。第2回は美術展で人気の江戸絵画6大ジャンル紹介の後半で、京都画壇、南画、浮世絵です。
Yuhoさん
カナダ留学中に現地の画材屋で岩絵具(日本画の絵の具)の美しさを知り、日本画・浮世絵の世界にハマる。医療関係の仕事に携わる一方、YouTube「ふわり画報~日本美術の世界へようこそ~」など動画やブログ、SNSなどで日本美術の魅力を発信中。美術検定2級
編集部 前回は6大ジャンルのうち、室町時代から続く伝統の狩野派(かのうは)、偉大な先輩へのオマージュを基に継承されていった琳派(りんぱ)、名僧たちが禅の教えを説くために書いた禅画(ぜんが)を紹介していただきました。
Yuho 今回は現代アートのように個性的な京都画壇(がだん)、中国絵画をベース発展させた南画(なんが)、そして当時の一般庶民の娯楽、浮世絵です。
編集部 京都画壇と言うくらいですから、京都に住む人たちの一派ですか。
Yuho そうですね。作風は今で言う現代アート、新奇に富んだオリジナリティにあふれています。18世紀の京都画壇では、絵師たちは自分のスタイルを確立させることや旧来の手法を打ち壊すことに重きをおいていきました。
代表鄭な絵師には本物そっくりな絵を描く円山応挙(まるやま・おうきょ)、独特の色彩やデフォルメが特徴の伊藤若冲(いとう・じゃくちゅう)、斬新な筆遣いや色遣いが目をひく曽我蕭白(そが・しょうはく)、応挙の弟子の長澤芦雪(ながさわ・ろせつ)などがいます。
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