野村アセットマネジメント主催の「ESGフォーラム『ブルー・アースDAY』」が2022年11月18日、マンダリン オリエンタル 東京において開催されました。マーケット環境から見たESG投資の魅力を解説する講演や『グローバルESGバランスファンド』(愛称:ブルー・アース)のセールス話法についてのグループディスカッションなど当日の様子を紹介します。
「ESGフォーラム『ブルー・アースDAY』」は4部構成。
第1部では、野村アセットマネジメント 資産形成ソリューション部長の川嶋昭臣氏と同社の「資産形成アンバサダー」でもあるQuizKnockの伊沢拓司氏による地方創生をテーマにした対談が行われました。

伊沢氏は「人と人との結びつきがイノベーションを生み出します。それは地域社会の発展には欠かせません。人と人との繋がりの場である地域金融機関に勤める皆様は重要な役割を担われていると思います」と語りました。
第2部では、SDGs(持続可能な開発目標)とESG(環境・社会・企業統治)に関連したクイズ大会が行われました。伊沢氏は「クイズは回答者が内容を一度頭の中で考えるので、学びや気付きになると捉えています」と述べ、クイズを楽しみながらSDGsやESGへの理解を深めてほしいと話しました。

第3部では、野村アセットマネジメントCXソリューション部シニア・ストラテジスト兼資産運用研究所シニア・フェロー石黒英之氏が、2022年秋から2023年春にかけての世界市場を取り巻く環境やESG投資の重要性について説明しました。
石黒氏は、ウクライナ危機やインフレによって足元の市場環境が大きな局面変化に直面しているからこそ、お客様への接触回数を増やすことが大切と語りました。「ESG投資は2019年当時と比較すると、現在は一般消費者の認知度が非常に高まっており、販売員には積極的な情報発信が求められています」(石黒氏)。
第4部では、同社の『グローバルESGバランスファンド』(愛称:ブルー・アース)を例に、ESGファンドのセールスについてグループディスカッションを行いました。様々な金融機関の販売員と野村アセットマネジメントの社員がテーブルにつき、活発な意見交換を交わしました。

フォーラム終了後には、参加者から「ESG投資への理解度が深まり、ほかの金融機関の方と意見交換ができてよかったです」といった前向きな感想が多く聞かれました。
また野村アセットマネジメントは、「投資リターンの獲得だけではなく、ESG投資を通じ、広く社会的課題の解決をサポートすることを目標としていきます。また、当ファンドが有する寄附スキームを通じた地域社会への貢献が継続出来るよう、今後も長期にわたり安定した運用を提供して参ります」と今後への抱負を発表しました。