携帯電話や電子部品の輸出増加
新型コロナウイルス感染症による逆風を逆手にとって、存在感を増している国がある。ベトナムだ。同国の2020年の実質GDP(国内総生産)成長率は前年比2.91%と、マイナス成長を余儀なくされる国が多い中でプラス成長を維持した。このように好調な経済を支えているのは輸出だ。2020年の輸出額は前年比7.0%増と、アジア主要国を大きく上回ったほか、2021年1~2月も前年同期比23.2%増となった。世界的なテレワークの普及で携帯電話や電子部品、機械などの輸出が伸びていることが追い風となっている。
近年、ベトナムは「チャイナ・プラスワン」の有力国として関心を集めてきた。現地マーケットの成長性や、若くて安価かつ優秀な人材の存在などを理由に投資先として有望視されている。
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