ケガや病気での入院は突然起きるもの。保険に入っているので心配はないと思っていたら、自分で保険の給付金請求が難しい状態に陥ってしまう、あるいは保険会社との連絡を取れない状況になってしまう……そんな可能性もありますよね。そんな時のために、指定代理人や家族登録などの設定を行っておくことが大切です。
- 本人に代わって給付金の請求手続きを行う人を指定する「指定代理請求人制度」
- 契約者と連絡が取れない場合に保険会社からの連絡を受ける人を指定する「家族登録制度」
- 保険金の請求漏れを防ぐためには、両制度を設定することが効果的
給付金請求手続きは原則、契約者か被保険者本人が行う
ケガや病気で入院をした際に給付金を受け取れる医療保険では、契約者あるいは被保険者本人が給付金の請求手続きを行うのが原則です。給付金の請求から支払いまでは、保険会社によっても多少異なりますが、以下のような流れで行います。
【給付金請求手続きの一般的な流れ】
- 電話やウェブサイト上で保険会社へ連絡をし、給付金請求手続きを行いたい旨を伝える
- 保険会社から案内された必要書類(診断書など)を一式準備し、保険会社へ送付する
- 保険会社に書類が到着し次第、内容を確認し、支払可否が決定される
- 支払いが決定された場合、あらかじめ指定していた口座に給付金が振り込まれ、支払い明細が保険会社より送付される
しかし、ケガや病気の状態によっては自分で給付金請求の意思表示を行うことが難しい場合もあります。病名が本人には伏せられてご家族だけに知らされているケースでも、請求に関連する診断書などを本人が揃えられず、給付金請求ができないことも考えられます。
こちらの記事は会員登録で続きをご覧いただけます
『フィナンシャル・マーケティングWEB』会員なら
全国の トップセールスのノウハウ記事 が全文読める
『ファンドマーケティング』の最新号の記事が スマホで発売日前に読める
『保険マーケティング』の記事が スマホで読める
新着記事や注目記事が分かる 会員限定メルマガ が届く