あおぞら銀行のグループ会社である、あおぞら投信は、同行と「あおぞら・徹底分散グローバル・サステナビリティ株式ファンド(愛称:満天観測)」を共同開発した。また、同行を販売会社として 2022 年5月9日より募集を開始し、2022 年5月31日より運用を開始した。
同社では「お客さまへの長期的・安定的な資産形成への貢献を最優先し、真にお客さまの資産形成に役立つ金融商品の提供を心がけている」という。
今回設定する「満天観測」は、「グローバル株式投資」の要望が高いことを受け、投信積立も含めた長期の資産形成を志向する顧客に世界の株式(約 7,000 銘柄)への徹底的な分散投資の機会を提供する商品である。運用報酬を含んだ実質的な信託報酬を年率 0.8395%(税込)程度にして極力コストを抑えるように開発したという。
同社グループは、「社会のサステナブルな発展に積極的に貢献する」ため、グループの金融サービスや事業者としての活動にサステナビリティを組み込んで、経営と一体化した取り組みを推進している。
こうした背景から「満天観測」は、実質的に投資する銘柄の選定において“サステナビリティ”を考慮した商品だという。
運用を行うディメンショナル・アイルランド・リミテッドおよびそのグループ会社が、独自に企業別に算出しているサステナビリティ・スコアを用いて、温室効果ガス排出量を含めた環境面、社会面におけるサステナビ リティの観点でスクリーニングを行っている。