野村アセットマネジメントは2025年10月、東京都内で販売会社の推進担当者を対象とした「推進リーダーズ・サミット」を開催した。参加者は、市場環境を読み解くための判断軸や顧客との長期的な関係構築に向けたノウハウなどに熱心に耳を傾けていた。
(『ファンドマーケティング』2026年1月発行号より転載)
※本文中の記載は特に断りのない限り、イベント開催時の2025年10月10日時点
“ワニの口”は追い風相場
基調講演では野村アセットマネジメント チーフ・ストラテジストの石黒英之氏が、投資環境を判断する際に押さえるべき視点や情報整理の枠組みを紹介した。石黒氏は、投資家が迷いがちな局面を①地政学②企業業績③金融政策の3要因に分解し、「○・△・×」で評価して全体像を捉える方法を提案する。
例えば2025年4月前半は、①地政学:トランプ関税が発動して不透明感が増大(×)、②企業業績:関税負担で利益が圧迫される見通し(×)、③金融政策:関税による物価上昇で利下げが困難(×)。3つ全てが×のため市場が急落したと分析できる。
一方、同月後半から5月にかけては、①関税が停止・引き下げに転じた(○)、②企業業績が急回復した(○)、③利下げ観測が浮上した(△)。ここでは○○△となり、「不安要因の消失と業績回復が揃った買い場」と判断できる。
足元を見ると、①トランプ政策が強硬化を回避し地政学リスクが後退(○)、②半導体を中心にハイテク銘柄の業績拡大が継続(○)、③2026年末にかけてFRB(米連邦準備理事会)による複数回の利下げの見込み(○)と、3要因全て○が揃う。
こちらの記事は会員登録で続きをご覧いただけます
『フィナンシャル・マーケティングWEB』会員なら
全国の トップセールスのノウハウ記事 が全文読める
『ファンドマーケティング』の最新号の記事が スマホで発売日前に読める
『保険マーケティング』の記事が スマホで読める
新着記事や注目記事が分かる 会員限定メルマガ が届く







