最新技術でビジネスモデルを抜本的に変革する取り組み=DX(デジタルトランスフォーメーション)に多くの金融機関が力を入れている。本コーナーでは、金融機関の競争力向上や課題解決に資する金融DXソリューションにフォーカス。今回は、FOLIOの投資一任プラットフォーム「4RAP(フォーラップ)」を紹介する。
(『ファンドマーケティング』2026年7月13日発行号より転載)
運用の細かい判断はお任せ

常務執行役員
プラットフォーム事業管掌
尾上 隆行氏
「運用の細かい判断をお任せしたい顧客にとって、契約範囲内で、専門性の高い資産運用を実践できる投資一任サービスのファンドラップは最適な仕組みです」(FOLIO 常務執行役員プラットフォーム事業管掌の尾上隆行氏)
金融機関にとってもファンドラップ戦略の推進はメリットが大きい。「従来の投資信託販売では、販売員は新商品が追加されるたびに商品内容を勉強する必要があります。一方、ファンドラップは、ニーズにふさわしいポートフォリオを提案でき、リバランスや商品入れ替えも契約の範囲内でお任せ可能。営業負荷が軽減した分を、保険やローンなどの提案に回すことで、金融機関全体の収益機会増も見込めます」(尾上氏)
取扱残高4,000億円突破
SBIグループの資産運用系フィンテック企業のFOLIOは2015年の創業以来、AI(人工知能)ロボットアドバイザーなどを提供。2021年には、同社の一任運用基盤システムを、ファンドラップの投資一任プラットフォーム「4RAP(for RoboAdviser Platform)」としてリリースした。2026年5月末現在、愛媛銀行、足利銀行、SBI新生銀行、SBI証券、岡三証券、Oliveコンサルティング、IFA(独立系フィナンシャルアドバイザー)の投資信託相談プラザとひろぎんライフパートナーズが活用。「4RAP」全体の取扱残高は2026年5月に4,000億円を突破した。
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