医療技術の進歩や入院の短期化などを背景に近年、医療保険・がん保険は大きく進化している。顧客に選ばれる商品の特徴や、金融機関に求められる提案のあり方を有識者に聞くとともに、いま注目したい商品を紹介する。(『保険マーケティングvol.25』2026年7月13日発行号より転載)
一時金型の保障が広く普及QOLの維持・向上にも活用
FPフローリスト
代表取締役
ファイナンシャルプランナー(CFP®)
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ファイナンシャルプランナー(CFP®)
近年の医療保険のトレンドを語るうえで欠かせないのが、「入院の短期化」です。医療技術の進歩により、従来であれば長期入院を要した病気でも、短期入院で治療できるケースが増えています。また、入院を伴わず、通院による継続治療への移行も加速しています。特にがん治療では、放射線治療や抗がん剤治療などを通院で受けながら、日常生活や仕事を続けることが珍しくなくなりました。
医療環境の変化に伴い、医療保険に求められる役割も変わっています。従来のように入院日数に応じて保障するだけでなく、日帰り入院であっても一律でまとまった給付金を受け取れるなど、短期化する入院実態に対応した商品が普及しています。がん保険も同様に、入院や手術の有無にかかわらず、がんと診断された段階で一時金(診断給付金)を受け取れるタイプの商品が主流です。
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