支店の統廃合や専門人材の本部集約が進むなか、地域のお客様との「対面コミュニケーション」をどう維持するかは喫緊の課題だ。遠隔でありながら対面と同等の安心感を生み出すテレプレゼンスシステム「窓」を展開するMUSVI代表取締役の阪井祐介氏に、金融リテール営業の新たな可能性を聞いた。
(『ファンドマーケティング』2026年4月発行号より転載)
(『ファンドマーケティング』2026年4月発行号より転載)
通信のズレと心理的距離
投資信託や住宅ローンといった数千万円単位の金融商品の最終的な意思決定は、金利や条件というロジックだけでなく、「この専門家を信頼できるか」という人間関係によって左右される。新型コロナウイルス禍以降、多くの金融機関がWeb会議ツールを試したが、「対面の安心感」を再現できないことが課題となった。通常のオンライン会議はトランシーバーのように片方ずつしか話せず、この微細なズレが無意識の心理的距離を生むためだ。
この課題に挑むのが、MUSVIが開発したテレプレゼンスシステム「窓」だ。同社代表取締役の阪井祐介氏は、「相手の声とぶつかったり、会話がかぶったりしても音声が途切れることなく自然に話せるため、対面特有の相槌や『食い気味の会話』が成立します。縦型の画面で相手の様子や空気感まで伝わるため、結果として対面ならではの深い安心感が生まれ、納得感のある判断を後押しできます」と説明する。
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