米系資産運用会社のキャピタル・グループの視線の先には、常に「普通の人たちの長期の資産形成を支えたい」との想いがある。日本法人の代表取締役社長の小泉徹也氏に、その哲学に裏打ちされた具体的な取り組みを聞いた。
(『ファンドマーケティング』2025年10月発行号より転載)

代表取締役社長
小泉 徹也氏
Q. キャピタル・グループと日本との関わりや運用会社としての特徴は。
キャピタル・グループは世界大恐慌の最中の1931年に米国ロサンゼルスで創業した資産運用会社です。1934年設定のグループ初のファンドは、90年以上経った今も運用を継続しています。1982年に東京に拠点を開設し、2007年には日本で個人向けの投資サービスを開始しました。
私たちのミッションは「投資の成功で人々の人生をより豊かにする」です。日々仕事にいそしむ勤労者など普通の人々の生活の一部に長期投資が根付き、それぞれの夢や目標を後押しする。そんな社会の実現を、資産運用会社の立場から支えたいと考えます。
そのためキャピタル・グループの組織や運用商品などは、全てお客様の長期的な資産運用が前提になっています。創業以来、株式市場に上場せず、社員が株主の株式非公開形式を貫いているのも、自社の株価に一喜一憂する短期目線の経営と一線を画すためです。
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