銀行や証券会社の投資信託の販売員が押さえておきたい基礎知識を解説する本コーナー。今回のテーマは「インフレ局面での資産運用」です。
物価の上昇と貨幣価値の下落
インフレ(インフレーション)局面は資産運用をご提案する良い機会といえます。インフレとは「物価の上昇」のことです。原油や小麦粉などの原料不足による食品、生活用品、電気代・ガソリン代などの価格上昇の影響を皆さんも実感しているかと思います。物価が上昇するということは、これまで1個100円で購入できていたものが、200円に上昇した場合、その商品に対して100円の価値が半分に下がったということです。
このように、貨幣価値の上昇は価値が目減りすることと表裏一体です。このため、物価が上昇したときに、給与などが物価の上昇率と同程度上がれば問題ありませんが、物価の上昇率が給与などの上昇率を上回ってしまうと家計の圧迫につながります。
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