ゴールベース・アプローチにふさわしい柔軟性と迅速性

フィデリティ投信
投信営業部
シニア・マネージャー
毛利 仁美氏
NISA口座数は2024年末時点で2560万と1年間で約20%増加し、NISA口座からの買い付け額も3倍規模に膨らみました(金融庁調べ)。新NISA元年は好調な滑り出しを切ったと言えます。ここ数年の米国株式市場は、マグニフィセント・セブン(*1)に代表される時価総額の大きい銘柄が牽引したため、市場全体に投資するインデックスファンドも優れたパフォーマンスを発揮しました。
*1 アルファベット(グーグル)、アップル、メタ・プラットフォームズ、アマゾン・ドット・コム、マイクロソフト、テスラ、エヌビディアの7社
しかし、2025年に入ると、トランプ米政権の関税政策の影響で株価は大きく下落。販売会社の皆様の中には、「人気があるから」「低コストだから」「高分配だから」といった理由でファンド購入に至ったお客様に対するフォローにお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そうした中、一つ参考にしていただきたいのは、米国フィデリティにおける「ゴールベース・アプローチ」の取り組みです。米国において、フィデリティは販売会社として日本の家計金融資産に匹敵する総預かり資産と大きな存在感を誇っていますが、この成長の背景にはまさに「ゴールベース・アプローチ」がありました。これはプロダクト(金融商品)ベースではなく、お客様の投資目的達成までの期間やリスク許容度に基づき資産運用計画を立てるアプローチで、若年層からリタイアメント層、富裕層まで、お客様それぞれのニーズに合わせたご提案方法です。
機動的に銘柄を入れ替えるアクティブ運用は、柔軟かつ迅速に環境の変化に対応できるため、「ゴールベース・アプローチ」に基づく長期の資産運用において非常に効果的と考えます。ただしアクティブファンドを選ぶ際は、運用成績はもちろん、運用体制が強固か、運用哲学がぶれていないかといったポイントを押さえることが重要です。
米国フィデリティ投信は、全世界で960名以上の運用プロフェッショナルを擁しています。企業面談などを通じて企業の成長性や財務内容などを調査・分析する「ボトム・アップ・アプローチ」を強みとし、創業以来、この一貫した運用哲学を徹底し続けることで、魅力的な投資機会の発掘に繋げています。
幅広い投資機会を発掘し、持続的に高成長企業に投資
『フィデリティ・グロース・オポチュニティ・ファンド』(以下、当ファンド)は長期にわたり“真のグロース・オポチュニティ=成長機会”を追求するグロース戦略で、良質な運用が求められる今こそ真価が発揮される海外株式アクティブファンドです。類似の運用戦略を持つ米国籍投資信託(以下、参考ファンド*2)は、主に富裕層向けマネージドアカウントにおけるグロース戦略のパーツとして、ポートフォリオ提案に活用されており、グロース戦略らしく特に上昇相場において力強いパフォーマンスを発揮してきました。例えば、コロナ・ショックの後ではS&P500種指数(米国株式)が90%上昇したのに対し参考ファンドは120%上昇しています(図表1)。2023年設定の当ファンドも、2024年の運用実績はプラス56.32%とS&P500種指数を15%以上も上回っています。
*2 参考ファンドの実績は、当ファンドの投資対象である『フィデリティ・グロース・オポチュニティ・マザーファンド』と同様の運用担当者、投資哲学、運用戦略に基づき運用されている米国籍投資信託『フィデリティ・アドバイザー・グロース・オポチュニティーズ・ファンド クラスA』の実績です。日本では販売されておりません。参考情報として提供することのみを目的として掲載しており、『フィデリティ・グロース・オポチュニティ・マザーファンド』の運用実績ではありません。また、『フィデリティ・グロース・オポチュニティ・マザーファンド』とは費用等が異なります。
※上記は過去のデータであり、将来の運用成果を示唆あるいは保証するものではありません。

※FMR Co.、LSEGよりフィデリティ投信作成。米国成長株式:Russell 1000 Growth Index(税引前配当込み)、米国株式:S&P500種指数(税引前配当込み)。米ドルベース。期間は2009年2月末~2025年2月末の月次データ。期初を100として指数化。チャートの期間については、世界金融危機前後で経済・金融市場の環境が大きく変化したことを踏まえ、世界金融危機後の直近の長期上昇局面における起点となる2009年2月末を開始時点とする。各上昇局面は、S&P500種指数(米ドルベース)が、直近最高値から10%以上下落せずに継続して上昇する期間において、最安値を開始時点とし、最高値を終点とする。(※上昇局面が1年に満たない場合は除く。)⑤の局面は、2022年9月末~2025年2月末の騰落率。
* Lipper Global分類の米国株式・ラージ・グロース・カテゴリにおけるランキング。この図に含まれるファンド情報のすべては、LSEG Lipperによって提供されたものであり、以下の条件に従うものとします。Copyright 2025 © LSEG. すべての権利はLSEGに帰属します。 Lipperはコンテンツの誤りや遅延、 またはそれに依拠して取られた行動に対して責任を負いません。上記は過去の実績であり、将来の動向、数値などを保証もしくは示唆するものではありません。
運用の特徴は「幅広い投資機会の中から、長期的かつ持続的に成長する銘柄を選定する」ことです。グロース戦略と言うと、半導体など大型テクノロジー株に投資するものが多いですが、当ファンドは企業規模や業種、テーマを絞らずに、特徴や役割の異なる3つのカテゴリーにおいて投資機会を発掘しています。1つ目は、収益性の高いビジネスモデルを持ち、時代の潮流を捉えた「長期的な成長企業」です。2つ目は、急速な売上・利益成長のポテンシャルを有する「ニッチな急成長企業」。時価総額が比較的小さい中小型銘柄も多数組み入れています。3つ目は、ビジネスの安定性が高いものの、一時的にバリュエーションが割安な「打たれ強い成長企業」。企業内部の利益率改善などにより高成長が期待できます。このように、長期的な成長企業をポートフォリオの中核としながら、成長ドライバーの異なる企業にも分散投資することで、継続的な利益獲得を追求しているのです。
さらに、当ファンドが着目するのは、3~7年先の企業の姿です。市場参加者の多くは、1~2年先の短期的な企業業績に注目する傾向にありますが、当社は長期的に成長が続くかを見極めた上で、現在の株価と比較して割安と判断される企業を選定します。なお、中長期で高い成長が期待できる企業を選ぶ一方、市場環境が急変した場合などには、各局面で投資妙味が大きい銘柄に着目し、積極的に売買を行います(図表2)。銘柄入れ替えの程度を示す売買回転率は過去平均50%程度。この機動力の高さこそが、ボラティリティの高まる局面でも成長機会を逃さない強みと言えるでしょう。

※FMR Co.、LSEGよりフィデリティ投信作成。期間は2015年7月~2025年2月。株式市場ボラティリティはVIX指数。売買回転率は過去12カ月の月次ローリング。上記は過去の実績であり、将来の傾向、数値等を保証もしくは示唆するものではありません。
大型テクノロジー株に依存せず、幅広い投資機会を発掘する当ファンドは、既にグロース株ファンドをお持ちのお客様にも「グロースの2本目」としてご活用いただけると思います。また機動力の高さは、相場変動時でも資産運用を継続する自信にも繋がり、「ゴールベース・アプローチ」に基づく長期の資産運用において優れた効果を発揮すると考えています。
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