金融機関で取り扱う資産形成の代表的な受け皿としては、投資信託やファンドラップなどが挙げられる。その一方でさまざまなリスクに備えながら資産形成手段としても機能する保険も依然として人気だ。改めて保険で資産形成を行う意義やメリットなどについて考えるとともに、資産形成に適した保険商品について保険会社にインタビューした。
(『保険マーケティング』2022年6月発行号より転載)
運用と保障を同時に追求しながら税制メリットも期待できる点に強み
保障・運用・税制に特徴。預金代替としての機能も
本誌前号(2022年1月11日発行)の読者アンケートハガキで「資産形成の手段として保険商品を提案する場合、お客さまが最も関心を示す保険ならではの特徴はどこですか」という設問を設けたところ、大きな反響があった。読者の回答を精査すると、「保険ならではの特徴」は3つに大別できそうだ。
まず、運用面を挙げる読者が多かった。「(外貨建てでの)元本保証がある」「一定期間置けば円建てでも元本保証される」「元本割れする確率が低く、継続すれば確実に増える」といった回答からもわかるように、通貨や保有期間などに関する一定の制約はあるものの、投資信託などと比較すると元本割れしにくいことが保険で資産形成するメリットというわけだ。
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