長生きリスクに対して、国はお金の寿命を延ばすために資産形成を促しています。投資だけでなく社会保障制度などを活用し、一人ひとりにあった資産運用プランを立て、運用の継続をサポートしていくのが金融機関で商品販売を担当されている皆さんです。シリーズ連載「金融アドバイスが生み出す付加価値」の第8回は、資産の取り崩し順と「運用しながら使う」方法に迫ります。
シリーズ連載 金融アドバイスが生み出す付加価値
第1回 「投資行動コーチング【前編】」
第2回 「投資行動コーチング【後編】」
第3回 「お金の置き場所【前編】」
第4回 「お金の置き場所【後編】」
第5回 「公的年金をなるべく増やす【前編】」
第6回 「公的年金をなるべく増やす【後編】」
第7回 「資産寿命を延ばす設計図【前編】」
運用を続けると資産の寿命が約20年も延びる?
前編では、資産を長持ちさせるための「基本公式」について紹介しました。後編では、「引き出し順序」と「運用しながらの取り崩し方法」を解説します。資産の取り崩しのおすすめの順番は、以下の通りです。
① 課税口座
② 確定拠出年金(企業型DC、iDeCo)
③ NISA(少額投資非課税制度)口座
② 確定拠出年金(企業型DC、iDeCo)
③ NISA(少額投資非課税制度)口座
まずは課税対象となる口座から優先的に取り崩し、確定拠出年金は引き出し期限や手数料の観点から次に着手しましょう。NISA口座は非課税であることから、できるだけ長く運用を継続し、必要な分だけ取り崩すことが理想です。
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