投資信託のセールスで抱きがちな疑問に対して、ファンドアナリストの吉井崇裕さんがデータとフレーズで答えます。
- 顧客本位の投資信託販売を進めるにあたって、お客さまに伝えるべき「分配金」の注意点はなんですか?
- 「利益の範囲で出せる分配金はそれほど多くない」ことと、「元本を取り崩すとお金が増えなくなっていく」ことの2点です。毎月、高額な分配金を払い出す商品は要チェックです
“元本を崩さない”には限度がある
毎月分配型ファンドには、運用資産から毎月一定の金額を払い出す「手間を省ける」というメリットがあります。うまく活用すれば資産運用と定期的な利益確定を同時に行えます。しかし、元本を崩さずにもらえる分配金には限度があり、その金額も意外と少額だということは知っておいてください。
「基準価額×利回り÷12(カ月)」の式を使うと、1カ月あたりに受け取れる利子・配当金額を計算できます。例えば基準価額=6500円、配当利回り=3.3%のREITファンドでは、式は「6500×0.033÷12」、答えは「17.875円」になります。
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