近年、金融機関を取り巻く環境は目まぐるしく変化しています。こうした中、長期の優良顧客を獲得するために求められるお客様対応について、日本CIS認定協会の大山広子理事長に教えてもらいます。
(『ファンドマーケティング』2024年7月発行号より転載)
基礎編
企業の上層部の考えを把握する
取引先企業の若い世代・現役世代との接点づくりに「職域営業」が注目を集めています。しかし、リモートワークの普及やセキュリティ対策の強化が進む昨今において、アプローチには企業のトップの理解が不可欠です。
取引先に職域セミナーを提案して新規顧客開拓に繋げたい場合、対象企業の上層部が持つ従業員の働く環境に対する考えを把握しておきます。日頃の面談時に「従業員が定着するためにどんな施策や支援をされていますか」と聞くと、従業員の働き方を意識する企業であれば、給与面や各種補助、育休制度などの充実、社員割引や自由度が高いシフト制などその内容について答えが返ってくるはずです。
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