本連載では、税理士に寄せられた相談者からの質問をもとに、主に「おひとりさま」の相続に関するさまざまな疑問に答えていきます。第4回は、若くして故郷を離れ、兄弟姉妹などの親族が今どこで何をしているのかわからないというおひとりさまのケースです。
除籍謄本を頼りに相続人を探す
「バツイチ」「バツ2」などという言葉、今では無意識に使っていますが、元々は離婚された方の戸籍謄本に元妻(妻の戸籍に夫が入った場合の結婚であれば元夫)の名前の欄に大きく×をつけて籍を抜くことが語源とされています。しかし、日常生活の中で「戸籍」を意識する機会といえば、「結婚」「出産」「離婚」「死亡」の時ぐらいのことですから、まさにおひとりさまにとっては縁のないもののように感じる方も多いでしょう。
ところがこの「戸籍」は、おひとりさまが亡くなったあと、その方の親族を調べるためにたいへん重要な役目を果たしているのです。
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