- お客さまに為替ヘッジの効果や「ヘッジあり」と「ヘッジなし」の違いを説明する際に、気を付けることはなんですか?
- 為替ヘッジ「あり」と「なし」、それぞれの基準価額のチャートを比べて説明しましょう。お客さまに確認するポイントは 「どちらの値動きの運用をしていきたいか?」です
為替が与える影響を視覚的につかむ
お客さまに為替ヘッジの効果をお伝えするとき、まず私は右上図のように、同じ投資信託の「 ヘッジあり」と「ヘッジなし」のチャートを比べて見せます。そのうえで、「海外資産にそのまま投資すると、投資したお金はファンド①のように変動します。一方で、為替ヘッジを行うと投資したお金はファンド②のように安定的な値動きになります。どちらの値動きの運用をしていきたいですか?」と聞きます。
為替ヘッジは投資初心者が難しく感じるトピックの一つです。販売現場では「どう簡単に説明するか」に意識が向きがちですが、難しい内容だからこそ、言葉だけではお客さまに伝わりません。大切なのはお客さまの求める運用スタイルや目標に合う商品を選ぶことで、為替ヘッジの説明でもその視点が重要です。為替が基準価額に与える影響は視覚的に説明してイメージをつかんでもらいましょう。
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