ひと握りのAI(人工知能)関連グロース株がけん引してきた米国株式市場で、バリュー株の存在感が高まりつつある。このトレンド変化を先取りして好パフォーマンスをあげているのが、『アライアンス・バーンスタイン・米国割安株投信』だ。設定3周年を迎えた同ファンドの魅力を、アライアンス・バーンスタイン 運用戦略部の大川亜梨沙氏に聞いた。
(記事内容は2026年7月1日時点)
(記事内容は2026年7月1日時点)
資本財、素材、金融などバリューセクターの利益が改善

運用戦略部
インベストメント・プロダクト・
アナリスト
大川 亜梨沙氏
──御社のレポートで初めて知ったのですが、米国株では2025年10月以降、バリュー株が好調で、グロース株の値動きを上回っています。「米国株=AI関連グロース株」のイメージが強かったので意外です。
大川氏 背景には、投資家の間で、近年株価指数を押し上げてきた巨大ハイテク企業7社「マグニフィセント7」(M7)への「集中の警戒」が強まっている点が挙げられます。時価総額のトップ10銘柄への集中度は、2000年のITバブルのころが約27%で当時は歴史的な高さと言われましたが、2026年5月末時点では約39%とはるかに上回っています。
もちろん、その集中は巨大ハイテク企業の好業績への期待の表れでした。しかし最近はM7の増益率の勢いが落ち着く一方、幅広いセクターで増益率の改善が見られ、投資家の関心が「M7以外」へと広がる可能性も示唆されています。市場の視点が、米国の代表的な株価指数のS&P500からM7を引いた「S&P493」に移りつつあるともいえるでしょう。
**2025年10月31日を100として指数化。いずれも日次ベース。米ドルベース。配当込み。米国グロース株指数はラッセル1000グロース、米国バリュー株指数はラッセル1000バリュー。
出所:ファクトセット、アライアンス・バーンスタイン
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