金融機関の保険窓販における中核商品といえば、一時払終身保険だろう。特に昨今では、金利のある世界の到来で、円建商品の魅力度が高まっている。本特集では、一時払終身保険の魅力やメリット、効果的な提案方法について有識者に聞いた。(『保険マーケティング』2026年1月発行号より転載)
お客さまの資産全体のバランスを考慮して提案する
相続対策のさまざまな場面で保険ならではの強みを発揮

トータルマネーコンサルタント/
ファイナンシャルプランナー(CFP®)新井 智美氏
マネーコンサルタントとしての個人向け相談、NISA・iDeCoをはじめとした運用にまつわるセミナー講師のほか、金融メディアへの執筆および監修に携わる。現在年間200本以上の執筆・監修をこなしており、これまでの執筆・監修実績は3,500本を超える。
一時払終身保険を検討する理由として真っ先に挙がるのは、やはり相続対策でしょう。私が個人のお客さまからの相談業務を実施する中でも、相続対策として一時払終身保険の活用に関心を持つ方は少なくありません。
具体的な相続時のメリットには、まず節税効果があります。死亡保険金には一定の非課税枠があるため、現預金を相続するよりも保険を活用したほうが相続税評価額を圧縮できます。さらに保険金の受取人を指定できるので遺産分割がスムーズに実現します(図表①)。また、保険金を受け取った相続人にとっては、納税資金対策にもなります。こうした保険ならではの魅力は、特に金融資産を多くお持ちの高齢のお客さまにとって、心強い存在となるはずです。
さらに運用目的で一時払終身保険を活用したいというニーズもあるでしょう。通常、契約から一定期間を経過すれば、解約返戻金が払込保険料を上回ります。
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