日本では2024年にマイナス金利が解除され、足元の10年物国債利回りは1.8%台と17年半ぶりの高水準です。米国などの海外債券も依然として魅力的な利回りのため、「債券ファンド」の商品化の動きが活発です。一方、投信販売員の中には、債券ファンドを積極的にセールスした経験がない人もいるのではないでしょうか。アセットマネジメントOne未来をはぐくむ研究所主任研究員の村井幸博氏に、債券ファンドの魅力とご紹介したいお客様タイプを解説していただきます。
(『ファンドマーケティング』2026年1月発行号より転載)
(『ファンドマーケティング』2026年1月発行号より転載)
あまりドキドキしなくても資産を増やせる安定資産

アセットマネジメントOne
未来をはぐくむ研究所 主任研究員
村井 幸博氏
国内金利が久しぶりの水準に上がってきたので「債券」への注目度が高まっています。
金利が上昇すると、債券投資で受け取れる利子が増えます。例えば、額面価額100万円、発行価額100万円、償還まで10年、表面利率1%の債券を購入した場合、投資家が受け取れる利子の総額は100万円×1%×10年=10万円となります。日本の場合、足元の10年物国債の利回りが約1.8%なので、10年間に受け取れる利子の総額は約18万円。米国の10年物国債は為替変動のリスクはありますが利回りが約4%ですから、同約40万円です(税金などは考慮せず)。
一般に債券は株式に比べると、期待収益率が低い一方で値動きは小さくなります。金利が上昇したことから「あまりドキドキせず、かつ、預貯金より資産を増やせる可能性のある安定資産」になりました。
個人が債券で運用するには、①個人向け国債や企業が発行する社債などを選んで購入、②複数の銘柄を組み合わせた債券ファンドに投資─の大きく分けて2つの方法があります。①の個別債券投資ではなく、②の債券ファンドを選ぶメリットを整理しておくと、お客様のニーズに合わせて債券ファンドをスムーズにご案内できます。
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