現物不動産が抱える手続きの煩雑さや遺産分割の課題を解決できる手段として、注目を集めているのが「不動産小口化商品」です。その仕組みと相続対策における実用性について、業界をリードするFPGの川村仁執行役員に聞きました。(『ファンドマーケティング』2025年7月発行号より転載)
現金より有利? “争族”も防ぐ仕組み

執行役員
国内不動産部長
川村 仁氏
不動産小口化商品とは、高額な不動産を小口単位に分け、少額から投資できるようにした仕組みのことです。例えば10億円のビルを1口100万円に分ければ、全部で1000口になります。当社商品は10口1000万円単位から購入でき、投資することでビル全体から得られる家賃収入や将来の売却益を、持ち分(口数)に応じて受け取ることができます。
類似する商品としてREIT(不動産投資信託)がありますが、REITは市場で取引されます。株式と同様に市場価格で評価されるため、相続税対策にはなりません。
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