米国のポリシーミックスは「財政拡大 + 金融緩和」→「長期金利上昇 + ドル高許容」
バイデン政権のポリシーミックスは、以下の図表にまとめることができる。高圧経済とされた、財政拡大と金融緩和の組み合わせでは、基本的に政策金利は現状ゼロ金利水準継続が予想される。一方、長期金利については一定の金利上昇を許容することになりやすい。
その背景には、①米国の財政拡大での国債増発に伴う需給要因、②歴史的規模での財政拡大に伴う物価上昇懸念があるなか、一定の長期金利上昇を容認することが生じやすい。さらに、地政学的転換として中国が仮想敵国になったなか、1980年代以降続いた日本への脅威感から円高で圧力をかける動きが後退し、ドル高も許容されやすい。
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