高齢化の進む日本では、認知症になる人も徐々に増えてきています。認知症は、根治できないタイプのものも多く、症状を抑える、または進行を遅らせる治療が中心です。長期間治療を継続する可能性があるため、治療費などの心配も出てくるかもしれません。今回は認知症の治療でかかる費用に備える認知症保険についてご説明します。
- 介護費用など、認知症で必要となる費用に備えるのが認知症保険
- はじめて認知症と診断された場合にまとまった一時金を受け取れるタイプが多い
- 認知症は、早期の発見や、生活習慣の見直しによる予防が大切
日本人に増えてきている認知症とはどんなもの?
認知症とは、アルツハイマー病といった病気などを原因に、日常生活や社会生活に支障が出るほど脳の働きが低下した状態のことをいいます。
認知症で最も多い「アルツハイマー型認知症」、ついで「脳血管性認知症」、「レビー小体型認知症」など、原因となる病気による種類の違いがあります。症状も、記憶障害や失語、妄想や幻覚症状など、人により異なるようです。
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