銀行や証券会社の投資信託の販売員が押さえておきたい基礎知識を解説する本コーナー。今回のテーマは「運用状況の定期確認の勧め」です。
経済や金融の勉強にもなり、視野が広がる
投資信託の仕組みや魅力を熱心に説明して、その結果、お客様に購入いただいた時の喜びはひとしおかと思われます。しかし、長期運用が基本の投資信託は購入時が本当のスタートライン。お客様の中には「運用は専門家がやってくれるからもう安心」という方もいらっしゃるかもしれません。お客様に末永く投資信託と付き合っていただくためにも、定期的な運用状況のチェックをお勧めしましょう。
一般に、投資信託の運用状況を確認するには、毎月の月次報告書(マンスリーレポート)のほか、3カ月に1回発行される四半期報告書や決算ごとに作成される運用報告書を活用します。
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