働き方改革は金融機関にも及び、本店・本部だけでなく投信販売員にもオフィスカジュアルファッションが広がっています。服装選びは自分の好みではなく、社内外の人からどのような評価を受けたいかを優先することが重要です。金融機関の様々な研修の講師を担う日本CIS認定協会 大山広子理事長に、好ましい印象を与えるオフィスカジュアルのコーディネートを聞きました。
(『ファンドマーケティング』2025年4月発行号より転載)
(『ファンドマーケティング』2025年4月発行号より転載)
シーン・顧客属性によって使い分ける

日本CIS認定協会
理事長
大山 広子氏(右)
ここ数年、多様性や自主性を尊重する組織風土の醸成を目指し、オフィスカジュアルの導入や、女性社員の制服廃止に踏み切る動きが相次いでいます。各金融機関でガイドラインを作成しているものの、実際のところ判断は難しく、地域特性や社内の雰囲気、担当する顧客層などに左右されるのも、現場の皆様のお悩みどころではないでしょうか。今回はシーンに合わせて着こなしたい、フォーマル寄りとカジュアル寄りのベーシックなコーディネートをそれぞれ紹介していきます。
まず、法人や富裕層向けの営業を担当される方は、フォーマル寄りの装いが望ましいでしょう。IT系のスタートアップ企業や革新的なイメージを打ち出している企業の社長との面談では、フォーマル過ぎると時代遅れの評価を受けてしまう可能性があるため、カジュアルさを意識するのも戦略の一つ。幅広い顧客を担当される方はロッカーに何種類かジャケットを用意して、使い分けるとよいでしょう。
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